
革絞りの鞄の作り方
デザインが決まったら、理想的な曲線を実現するために、木製の型を作ります。この型は鞄を形作る非常に重要な道具であり、場合によっては何度も修正を重ねて型を作り直します。
次に、革を裁断してパーツにします。裁断は型より大きめに行い、革がきちんと伸びて型にぴったり合うようにするためです。
革を成形する前には、水に浸して、革をやわらかくする工程を経ます。その後、革を型にしっかりと押し付けて成形します。場合によっては、凸型と凹型を組み合わせて革を挟み込むことで、正確な形に仕上げます。このステップでは、厚みや位置を正確に揃えるため、細かい調整が求められます。
プレスのあとは、約3日間かけて乾燥させます。この乾燥工程で、革がしっかりと形を保持できるようになります。革が乾燥したら、型から外します。さらに、内側のパーツも数日かけて乾燥させます。
革が完全に乾燥したら、ようやく縫製に進みます。内装にも、上質なファブリックを使用。軽やかで丈夫な素材は、外側のレザーと調和し、上質なデザインに日常的な使いやすさを添えています。
この一連の製作工程は、手仕事と伝統的な道具を組み合わせて、ひとつひとつ丁寧に行われています。
最初の裁断から最後のステッチに至るまで、すべての工程にこだわりを込めて、品質とデザインに誇りを持てるアイテムをお届けしています。
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なぜ革絞りの鞄をつくるのか?
革絞り・革吊り込み技法を使った鞄は昔のヨーロッパにはありましたが、今はほとんどなくなってしまったそうです。なぜなら、手間と時間がかかるからです。
しかし、私達は1度失われた技術は取り戻せないと考えているからこそ、あえて革絞り・革吊り込みに挑戦します。手間や時間を理由に廃れていく技術を放置せず、会社としてこの技法を使った製品を世に送り出すことで、先人たちが残してくれた技術を後世に受け継ぎたいと考えています。

鞄工房山本の歩み
私たち鞄工房山本は戦後間もない1949年、鞄製造業として創業し、現在はランドセルと一般鞄の製造・販売事業に加え、農業事業を展開しています。
「どんな時代でも、良いものを作る」という想いを心に、歩み続けてきた私達の歴史をご紹介します。
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最後に
クラシックなものからトレンド感のあるデザインまで、幅広いラインナップをご用意しています。