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革絞り・革吊り込みとは?
革絞り(ウェットフォーミング)・革吊り込み(ラスティング)とはヌメ革の「可塑性」という水に濡らすと革が伸び、そのままの状態で乾くと、形を維持できるという性質を利用した技法で、革を立体成型することができます。主に革靴の甲を製作する際に使われます。
近年ではあまり鞄をみかけることがなくなり、完成まで試行錯誤を繰り返しましたが、和太鼓づくりからも着想を得て、シリーズ化することが出来ました。
なぜ革絞り・革吊り込みの鞄をつくるのか?
革絞り・革吊り込み技法を使った鞄は昔のヨーロッパにはありましたが、今はほとんどなくなってしまったそうです。なぜなら、手間と時間がかかるからです。
しかし、私達は1度失われた技術は取り戻せないと考えているからこそ、あえて革絞り・革吊り込みに挑戦します。手間や時間を理由に廃れていく技術を放置せず、会社としてこの技法を使った製品を世に送り出すことで、先人たちが残してくれた技術を後世に受け継ぎたいと考えています。

鞄工房山本の歩み
私たち鞄工房山本は戦後間もない1949年、鞄製造業として創業し、現在はランドセルと一般鞄の製造・販売事業に加え、農業事業を展開しています。
「どんな時代でも、良いものを作る」という想いを心に、歩み続けてきた私達の歴史をご紹介します。