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革絞り・革吊り込み技術とは?
革絞り(ウェットフォーミング)・革吊り込み(ラスティング)とはヌメ革の「可塑性」という水に濡らすと革が伸び、そのままの状態で乾くと、形を維持できるという性質を利用した技法で、革を立体成型することができます。主に革靴の甲を製作する際に使われます。
手間と時間、そして技術が必要な技法ですが、この技法を使うことによって、縫製では出せない独特の魅力が生まれます。
HOW TO MAKE
革絞り・革吊り込み技法を使って鞄をつくる方法
デザイン案が決まったら、木型を作ります。
理想の曲線にするために何度も型を作り直すこともあります。
革を裁断します。
革を型よりも大きく裁断します。その後、型に合わせて引き伸ばし、固定するためです。

革を水で濡らします。

革を木型に打ち付けます。または、凸型にはめて、凹型で押し込み、固定します。

約3日間乾燥させます。
革が伸び形が固定されるまで、乾燥させます。

型から外し、再度乾燥させます。
1度革に形がついたら、木型から外し、内側の革をまた3日間乾燥させます。
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革が完全に乾いたら、型から外し、やっと縫製に入ります。
詳しい革絞り・革吊り込み技法を使った鞄の作り方はこちらからご覧になれます。